財布を買い換えました。
といっても通販なので手元には届いていないのですが、無難なものを選んだのでそれなりに失敗はしないと思います。
まあ、基本的に身につけるものに関しては、体を慣らす派なので、特別気にしていないのですが、初長財布ということで。
今までずっと二つ折りの財布を使っていて、それに不便も感じていなかったのですが、知り合いや職場の人がとにかく「それじゃ駄目だ」と推してくるので。
「お金は二つ折りにしちゃ駄目なのよ! お金が貯まらなくなるから!」
「そういうもんですかねえ。そろそろ買い換えようとは思ってるんですが。十年くらい使ってるので…」
「それも駄目よ! 財布はね、一年に一回買い換えなきゃいけないのよ。そうしないと嫌な気が溜まっていく一方なんですって」
「一年に一回って、買い換えるだけで一年の貯蓄消えるんじゃないですか?」
「私もこの前、COACHの財布を買ったばっかりなんだけど、失敗したわあ」
「使いづらかったんですか?」
「そうじゃなくて、買い換えたのが10月だったのよ」
「はあ?」
「財布はね、秋に買っちゃ駄目なのよ!」
「それは何故」
「財布に、【空き】ができるから! だから、秋に買っちゃいけなかったのに、つい二重セールやってたから買っちゃったわあ! 6万円が4万円まで下がってたからつい………!」
「いいじゃないですか、いい品物買えたなら」
「そうなのよねえ。欲しいときが買い時だから、せめて春に安売りしてくれてたら良かったのに」
「何で春?」
「お財布を買うのは、春が一番いいのよ! ほら、財布が【張る】から! ぱんぱんになるようにって!」
「………難しいものですね………」
この人は前の職場でお世話になった方で、年に二回くらいお会いして食事をするのですが、この手のげんかつぎが凄く好きらしく、話を聞いているととても面白いです。
以前、「下着を赤に変えた」と聞いた時は目玉飛び出ましたが。本当に真っ赤だった…(ズボンのウェストからちらっと見せてもらった)。
他にも、当然スニーカーはスケッチャーズ。あの、底に傾斜がついてダイエット効果があるっていう奴ですね。
職場には水筒に黒烏龍茶を入れて持って行って、住まいの近くの家賃相場には常に目を光らせているという。
最近では、巣鴨だかどこかの神社? に四の日だけ出ている市で売られている指輪を買っただとか。
常に身に着けていなければならないので、チェーンに通しているのを見させてもらいましたが、ま、普通の指輪ですわな。
特別装飾もない…。ガラがちょっと刻まれていて別にダサくもなかったですが、普通の指輪でした。
何でもお友達がこれを購入して、三ヶ月以内にいいことがあったらしいんですよね。
「友人がエグザイルのファンなんだけどね」
「あ、チケットが取れたとか?」
「それがさあ、食事をしていた居酒屋にエグザイルのメンバーが来たっていうのよ! これは凄いと思って私も買ったわけ!」
「へー」
「でも、これ三ヶ月以内に効果が出るって話なんだけど、もう三ヶ月以上経ってるのに、何もないのよねえ。強いて言えば年末にインフルエンザにかかったくらいで」
「………いや、逆に言えばそれくらいですんでよかった、ってことなのかもしれませんよ。事故にも遭わず、大病も患わずにすんで良かったっていうか………」
なんで私がフォローしなきゃいけないのかわかりませんが、とにかくそういう事に対してアンテナ張ってる人なので、毎回会えば新しい世界が垣間見られて新鮮です。
まあ、その指輪に効果があるのかどうかは眉唾ですが、こういうのは、信じれば救われる世界だと思っているので、それでいいのではないかな、と。値段も二千円だか、三千円くらいだったので、まあ普通の指輪だと思えば腹も立たないでしょうし。
最終的にその方は、「今度ね、霊山にもチャレンジしてみようと思ってるのよね! 富士山はいきなりだときついから、次の休みに高尾山に登る予定なんだあ!」と、おお張り切りでした。
この人にはずっと健康で長生きして欲しいと思います。
そんなこんなで、財布が届くのが楽しみです。私の財布の八割がたは、診察券で埋まってます。このカードをどうにかせにゃな………。
といっても通販なので手元には届いていないのですが、無難なものを選んだのでそれなりに失敗はしないと思います。
まあ、基本的に身につけるものに関しては、体を慣らす派なので、特別気にしていないのですが、初長財布ということで。
今までずっと二つ折りの財布を使っていて、それに不便も感じていなかったのですが、知り合いや職場の人がとにかく「それじゃ駄目だ」と推してくるので。
「お金は二つ折りにしちゃ駄目なのよ! お金が貯まらなくなるから!」
「そういうもんですかねえ。そろそろ買い換えようとは思ってるんですが。十年くらい使ってるので…」
「それも駄目よ! 財布はね、一年に一回買い換えなきゃいけないのよ。そうしないと嫌な気が溜まっていく一方なんですって」
「一年に一回って、買い換えるだけで一年の貯蓄消えるんじゃないですか?」
「私もこの前、COACHの財布を買ったばっかりなんだけど、失敗したわあ」
「使いづらかったんですか?」
「そうじゃなくて、買い換えたのが10月だったのよ」
「はあ?」
「財布はね、秋に買っちゃ駄目なのよ!」
「それは何故」
「財布に、【空き】ができるから! だから、秋に買っちゃいけなかったのに、つい二重セールやってたから買っちゃったわあ! 6万円が4万円まで下がってたからつい………!」
「いいじゃないですか、いい品物買えたなら」
「そうなのよねえ。欲しいときが買い時だから、せめて春に安売りしてくれてたら良かったのに」
「何で春?」
「お財布を買うのは、春が一番いいのよ! ほら、財布が【張る】から! ぱんぱんになるようにって!」
「………難しいものですね………」
この人は前の職場でお世話になった方で、年に二回くらいお会いして食事をするのですが、この手のげんかつぎが凄く好きらしく、話を聞いているととても面白いです。
以前、「下着を赤に変えた」と聞いた時は目玉飛び出ましたが。本当に真っ赤だった…(ズボンのウェストからちらっと見せてもらった)。
他にも、当然スニーカーはスケッチャーズ。あの、底に傾斜がついてダイエット効果があるっていう奴ですね。
職場には水筒に黒烏龍茶を入れて持って行って、住まいの近くの家賃相場には常に目を光らせているという。
最近では、巣鴨だかどこかの神社? に四の日だけ出ている市で売られている指輪を買っただとか。
常に身に着けていなければならないので、チェーンに通しているのを見させてもらいましたが、ま、普通の指輪ですわな。
特別装飾もない…。ガラがちょっと刻まれていて別にダサくもなかったですが、普通の指輪でした。
何でもお友達がこれを購入して、三ヶ月以内にいいことがあったらしいんですよね。
「友人がエグザイルのファンなんだけどね」
「あ、チケットが取れたとか?」
「それがさあ、食事をしていた居酒屋にエグザイルのメンバーが来たっていうのよ! これは凄いと思って私も買ったわけ!」
「へー」
「でも、これ三ヶ月以内に効果が出るって話なんだけど、もう三ヶ月以上経ってるのに、何もないのよねえ。強いて言えば年末にインフルエンザにかかったくらいで」
「………いや、逆に言えばそれくらいですんでよかった、ってことなのかもしれませんよ。事故にも遭わず、大病も患わずにすんで良かったっていうか………」
なんで私がフォローしなきゃいけないのかわかりませんが、とにかくそういう事に対してアンテナ張ってる人なので、毎回会えば新しい世界が垣間見られて新鮮です。
まあ、その指輪に効果があるのかどうかは眉唾ですが、こういうのは、信じれば救われる世界だと思っているので、それでいいのではないかな、と。値段も二千円だか、三千円くらいだったので、まあ普通の指輪だと思えば腹も立たないでしょうし。
最終的にその方は、「今度ね、霊山にもチャレンジしてみようと思ってるのよね! 富士山はいきなりだときついから、次の休みに高尾山に登る予定なんだあ!」と、おお張り切りでした。
この人にはずっと健康で長生きして欲しいと思います。
そんなこんなで、財布が届くのが楽しみです。私の財布の八割がたは、診察券で埋まってます。このカードをどうにかせにゃな………。
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