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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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近所のコンビニでパスタとサラダを買うと、必ず箸もフォークもつけてくるのですが、これは通例なのでしょうか。
世間の人は、パスタは絶対にフォークで食べる派なのでしょうか。それともサラダは絶対に箸で食べる派なのか。
家での食事に、フォークが出てきたためしがないので、未だに外食でナイフフォークが出てくるとびびる井原厄年です。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
普通に箸でずるずるいいながらスパゲッティ食ってるよ家では。

ちなみにコンビニで買い物をすると、大体箸やらフォークやらをつけてくると思うんですが、私は向こうが「いりますか?」と聞いてくれば「いらない」と答えるけれど自分からいらないとは言わない派です(長い)。


【藤子・F・不二雄 少年SF短編集】





たまたまコロコロコミック編集のものだったらしいのですが、これ以外も短編集一杯出ているようなので、正直どれを買ったらいいのかよくわかりませんねえ…。
収録作品がかぶったりはしていないんでしょうか。出版社が違うからそれはないのかな?


今更私が言うのもおこがましいですが、何でこんなに絵が上手なのだろう…。
絵の使い方で、基本的に会話をしているコマでも、それぞれが「何かしながら」会話しているっていう構図がとても好みで、その差を見ているだけでもうっとりします。
バストアップが殆どなくて、歩きながら話す、座り込んで話す、母親と息子の会話では母親は常に手を動かして何かをしている、友人同士の会話は常に学校で遊びながらで、といったように、当たり前なんですけど、じっとしていることがない日常生活がそれだけでも垣間見れます。
誰一人、棒切れのように突っ立って会話はしないし、かっこつけたポーズもしない。
親に頼まれて新聞を取りにいったり、朝食を食べたり、植物採集の重しのために古新聞を探したり、こたつに寝転んでテレビを見たり。
それらが上手く描けるのは、絶対的な実力があってこそできるものなので、その上手さを見るだけでも満足してしまうという感じです。

短編集ですが、SFというのもサイエンスではなく前から主張されているように、「少し不思議」のSFでとても面白いです。
そして、その不思議の部分にあたる、人外の可愛さエロさよ…。
実際本編を見たわけではありませんが、新しくなった鉄人兵団の映画で丸いボールが変な萌えキャラみたいになってた時は本気で卒倒しそうになったものですが、(実際映画のデキとしてよかったのかどうかは知りませんが、あの丸いボールはロボットの「通常回路」であるのだから、そこに感情や善意なんてあるわけないだろ)漫画に出てくる人外全てが魅力的っていうね…。
鉄人兵団つながりでも、ロボットのリルルが怪我をして、しずかちゃんが治そうとするシーンも、これがまあ大概エロくてどうしようと幼心にも思ったものですが、この短編集も出てくる女の子全員これでもかというくらいエロい。
多分、女の子を描くのが異常に上手いゆえなのでしょうが、顔のアップもちょっとしたしぐさも、女の子(それに属する何か含む)もねえ、本当に可愛すぎてどうにかなってしまいそうです。
少女の頃はおてんばで、ある程度の年齢(思春期)になるとおしとやか、っていうのはこの作者の王道女の子パターンのようなんですが、王道だけにその描き方が上手い。

短編集1の「恋人製造法」では、憧れている女の子のクローンを作っちゃうという話なんですが、そのクローンが育って、どろどろの繭の中から出てきたときはそのエロさに倒れるかと思いました。当然全裸ですしね。
この人ってなんのためらいもなく全裸だすからな…。
この場合、パンチラはエロいんじゃなくて、「健全」の部類の入ってしまうのが個性だな、と思います。(しずかちゃんの「チンカラホイ」とかね)チラリズムがエロくなるも、健全になるのも個性というか。

「恋人製造法」はとにかく、ナリは女の子でも中身は赤ん坊という、すんごいギャップのある子を育てていく過程が、ひたすら萌え・可愛・エロでした。
お風呂に入ろうとして「脱がして」とか、一人でうんうんいいながら必死になって服を脱ごうとする様とか、童話を寝る前に読んでもらうとか、あまつさえ、おまるで排泄ですよ…。進みすぎてるだろ…。

個人的には「なくな! ゆうれい」「未来ドロボウ」「宇宙からのおとし玉」「アン子、大いに怒る」「山寺グラフティ」が好みでした。
「宇宙からのおとし玉」は、宇宙人のタマゴン(このネーミングセンスがいい)がえっらい可愛くて。ただのまんまるの玉なんですけど、それがいい。ちゃんとオチもすっきりつきますしね。

「山寺グラフティ」も普通に考えれば幸せであるはずがない非日常なのに、それでもその門出を心から祝福したいっていう、すっきりとした読後感が不思議な作品でした。

どの作品も、オチっていうのもどんでん返しというものではなく、あくまで日常の中の一コマ、それでも日々は続くっていう終わり方がどのエピソードも顕著なので、割合あっさり終わるものが多いんですが、個人的には全部その主題の中の話なのだと思って読んでいるので、どれも好感触。

個人的には、体の全てを使って日常背景の中で生き生きと動く登場人物たちを楽しめる作品だと思います。何気によく出てくる「両親」もそれぞれ個性的でいい人なのもポイント高し。
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