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日々のつれづれ。ネタバレに過剰な配慮はしておりません。
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私「おはようございます。なんでもサッカー勝ったらしいですね」
早番「そうなんだよ。俺、ちゃんと三時に目覚ましかけて、起きたんだけどさあ」
私「あ。二度寝しちゃったとか」
早番「三時に起きて、「何で俺こんな時間に目覚ましかけたんだ?」って、試合のこと忘れてて、結局見られなかったんだよ」
「最悪ですね。色々な意味で」


父は決勝トーナメントに行けるわけがない、という派だったのですが、やはり嬉しそうです。
「決勝トーナメントに行ってからは、試合内容がもっと問題になる」といきまいておりますが、先日親父は自分の株を下げたので、私もあまりワールドカップの話題に付き合ってやらなくなりました(苦笑)。


『アイアンマン2』公式サイト


私「テレビで流れるCFを見るたびに、思っていたよりもずっと、敵役のミッキー・ロークがちゃっちくてドキドキが止まらない。早く見たい」
知り合い「あれだけカッコよく、両手ムチを振り回しているわりには、足にぶつかっちゃうからか、おかしなスキップをしているので、ドキドキが止まらない。早く見たい」

見る前から期待満点だった、『アイアンマン2』です。DVDでレンタルして見たときは「ちゃんと劇場版で見ればよかった」と後悔したので、今回はちゃんと劇場へ行きましたよ。
いい機会なので、『ハルク』もちゃんと続編出してくれないかなあ。あれはあれで面白かったのに。

さて、内容としてはつまらなくはないけど、個人的にはスカッとバカだった一作目に比べると、アクションシーンが肩透かしであったり、ミッキー・ローク演じる悪役の立ち位置が不透明で会ったりと、乗り切れない感がありました。
アイアンマンこと、トニー・スタークやそれを取り巻く人物は別に変化ないので、そうなると、やっぱり悪役であるミッキー・ローク演じるイワン・ヴァンコがキモになってくると思うのですが、このイワンがなあ。トニーと気質が結局似てるってとこに難あり、というか。

トニーが何で物語り上で魅力的に見えるかというと、結局は他の人々が常識的で、彼一人がバカってところにあると思うのです。
第一作目でも、非業のドクターとバカなトニー。有能で現実的な秘書とバカなトニー。常識人の軍人とバカなトニー。会社第一の守銭奴な敵役とバカなトニー、っていう、キャラクターの対比がはっきりしていたからこそ、そのバカな行いが楽しかったのですが、イワンって正直何がしたいのかはわかっても、あまりに個性的なので、トニーと同じようにバカに見えてきちゃうんですよね。
実際、勘違いというか逆恨みみたいなもので復讐を始めるんですが、個人的にはその復讐のやり方もぬるいし。
とっ捕まってから、今回のかわいそうな三下悪役(本当に気の毒で見ていられなかった…。小者臭漂う人は応援したくなるんだよ)ジャスティン・ハマーが助けてくれなかったら、実際どうするつもりだったんだろうというか。
逆に、塀の内側で瓦解する様をずっと見ている、とか、あくまで黒幕で最終決戦には出てこない、くらいの立ち位置のほうがよかったような気もしました。
ミッキー・ローク自体はさすがの一言ですし、キャラクターとしてはイワン凄くカッコイイのですが、話としてのまとまりがなあ、というか。
デブで体中に刺青をして、色黒で、常に爪楊枝を加えてぼそぼそとしゃべる電子機器にも強い天才の物理学者っていう外見だけ見れば、物凄く好みだったんですけどね。ちょっと扱いが惜しい。
復讐とか動機が不透明なので、トニー自身も、イワンに対してムキになって敵対するとか、そういう感情の起伏が乏しくなっちゃいますしね。

今回は、イワンよりも、ハマーの小者臭が漂いすぎていて、見ていて気分がへこみました。べらべら口ばかりが立って、人望もなくて、性格も悪いし、自社製品はトニーんとこと比べるとへっぽこもいいとこなんだけど、でも間違った方向に一生懸命で、常識の範疇から抜け出せない奴って、応援したくなるんだよどうしても!

ハマーも続編の布石アリアリでしたし、実際EDロール後も、次のネタが入っていたので、確実に3はあると思います。それで完結かな。
今度は、完膚なきまで悪役か、トニーのバカさが嫌になるほどのシリアスな悪役であると個人的には嬉しいです。

あと、女スパイであるナタリーは、戦闘シーンとお色気(?)のためだけにいるので、物語上なんか絡んでくるのも次作以降なんだと思います。てっきりイワンの関係者なのかと勘ぐった私がバカだったよ…。お色気とアクションさえできれば、それによって画面に華が生まれれば、それで十分じゃないか、アイアンマンってそういう映画なんだから…。
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