ちっぽけな屑

Fatboy Slim（ファットボーイ・スリム）の『Weapon Of Choice』というPVが超お勧めです。
フォトショなどを起動すると、ただでさえ重いPCが微動だにしなくなるので、BGMを同じPC上で流せないために、テレビでBGM代わりに映画を流しっぱなしにしておりました。
で、『ヘアスプレー』を見て、クリストファー・ウォーケン熱が再燃。（映画としても非常にお勧めです）
そして、PVに出ていることを知り見てみたところ、アデランス！　アデランスじゃないか！
震え上がるほどカッコよかったです。
私は若い頃のウォーケンよりも、年取った姿のほうがより好みです。
『ラスト・マップ』とか最高にカッコよかったなあ。内にはらんだ狂気が素敵過ぎる。




本日放送の『池上彰の学べるニュース』で、マンデラ氏の特集が組まれておりました。
政治的、人種的なものは、色々な主張があるし、今現在南アフリカも（何処の国にも）問題はあるので、その辺については言及しませんが、選挙の写真に感動して思わず号泣してしまいました。
その前に親（うちの親は妙に政治（父）宗教（母）に詳しいが、それを子供に大して主張することが一切ないので、こういうきっかけがないと、その詳しさの度合いもよくわからない）から、カンボジアの選挙の話を聞いていたのがまずかった。
国内外からもある意味嘲笑され、過激派の武力妨害があるかもしれない中、有権者が自分の持っている中で、一番いい服を着て選挙に出かけたんだという解説だけでもう半泣き。
その後にテレビの画面で、選挙のために長蛇の列を作る人々を見てマジ泣き。
実際に投票している人が、自らの民族衣装を着て投票している写真で号泣してしまいました。駄目だもう本気で涙もろくて。
自分の国では当たり前にあって、「面倒くさいから行かない」くらいのレベルになっている投票権というものが、どれだけ価値があるものかというか。当たり前になったその日が、どれだけ価値がある一日だったかもう思いをはせるともう駄目。
でも私は、ゲストのゴリさんみたいに「俺ちっちぇなあ」と思っちゃう人も大好きです。そりゃ自分の人生三十年近くムダにされたら、その相手を許すなんてことできないよね。公人としては当たり前なのかもしれないけれど、私は無理だ。
そういう人が当然いてこその国ですし、そういう人がいるからこそ、考え方に聖人みたいな偏りがでないわけですから、その人間味は人間味として存在しつつ、意識が少しでも政治的なものに「無関心」以外の関心を持ってもらえればなあとしみじみしました。

ああ、『インビクタス』見ればよかった。
クリント・イーストウッド作品とそれほど相性がよくないので、流してしまったのが惜しい。


いやもう、こういうニュースに比べると、私の人事異動なんてハナクソみたいな問題ですよね。
人事異動七月からなんですけど、いいんですかね、私異動先の上司と既にもめてるんですけど。
結構前の話なんですけど、短い期間一緒に働いたことがあって、その短い間に既にもめてるんですが、それでもいいのかねえ。それをボスは知らないんでしょうけど。
とりあえず、ボスとの面談が後日あるらしいので、主張はしてみますが、実際異動になったらどうなるかわからんなあ。こっちに異動拒否権ないしねえ。
その上司以外は凄くいい方ばかりで（フロアが異動になるだけで、今までも仕事としての絡みはある）お世話になった方もいらっしゃるし、介護の同僚とも上手くやっていってるんですが、私はどうも上司運が欠落しているようですね。
私以外にも、同じフロアから一気に数人異動になったんですが、その人には、
「井原さん辞めませんよね？　一緒に異動しますよね？」
「え、いやそれはまだわかんないけど」
「辞めないですよね？」
「いや、わからないけど」
「辞めないって言ってください」
「言えねえっつーの」
と詰め寄られる始末でした。

まあ社会人であれば、直接的なパワハラでもなければ、退職する正当な理由にはならないんでしょうけど、結局は辞める理由って人間関係以外ありえないですからね。多少労働条件が悪くても、人間関係円満だったら、そうそう人は辞めないよ。

さて、六月末から七月にかけての私の動向にご期待ください。
32歳にもなってまた転職活動するのはしんどいなあ（二十歳代は平気だったが…）。